駒場のホタルの会 第20号 平成11年4月10日発行

 

ホタルサミット開催
     日時  平成11年4月10日(土)
     場所  自然観察舎、新水路
     講師  L計画モスアート代表    神村 譲 先生


「初めての炭焼き体験活動」       駒場野ホタルの会 会長 佐久間たか子

 一年間を通じての駒場野ホタルの会の活動を考えると、ホタル復活活動を中心に公園の自然環境を見守る様々な行事を行ってきましたが、この度、昔ながらの雑木林管理の一つとして炭焼きに挑戦してみました。第一回目にもかかわらず、クヌギの木が私たちの期待に答え、ちゃんと炭になった時は、参加者一同感激してしまい、自然との一体感を覚えました。ドラム缶を利用した釜とはいえ、全体のイメージはしっかりした炭焼き風景で、木酢も充分にとれ、駒場野公園が里山と化した時でした。講師としてお招きした、明治大学の倉本宣先生の「山里、人里の管理、住民が参加する雑木林の管理」のお話は、私たちの「ふれあい育てよう駒場野公園」のキャッチフレーズのもとに展開している活動に、どのように生かしていくかを勉強することができました。その様子を図にしてみました。ホタル復活を思いながらの活動が、自然環境の大切さと必要性を考える様になりその為の活動へと進んでいくと考えます。


ホタル復活活動
駒場野公園自然環境維持管理
   ↓
雑木林の管理
住民への啓蒙活動
   ↓
キノコ栽培
間伐材
落葉 
おたよりの発行
椎茸、マイタケ、なめこ
炭焼き
堆肥づくり
 ↓
地域の人たちへの
キノコ汁サービス
水路の
水質浄化
生ゴミ等の
堆肥化
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