「駒場野公園で炭焼き体験をして」 
         町づくり部会長  梶井康夫    
 3月6(土)〜7(日)駒場野公園で、駒場野ホタルの会、目黒区公園緑地課の主催、駒場野自然クラブ、駒場住区まちづくり部会の共催で炭焼きを体験した。過去に1〜2回駒場公園などで行ったようだが当公園でははじめてである。レクチャー広場でドラムカン2つ分が横に置ける穴を堀り、2つのドラムカンにクヌギなど炭材の詰め込みを手分けをして行った。底と上には細い材、中央には8〜10pの太い材をドラムカンに詰める訳だがこれがなかなか難しい、予めドラムカンの寸法に材を切ってあったが材には曲りがあったりして隙間無く詰め込むのには大変苦労した。詰め込みが終りカンに蓋をして口焚き部分と煙突を取り付けドラムカン全体を土で覆った。いよいよ口焚き、煙突からは白い煙が濛々と出て気分は最高潮。ドラムカン煙突の横に竹の煙突をくくり付け木酢液を採取し、夜6:30〜7:OO口をふさいで炭化にかかる。また、炭焼きの横では駒場野公園で採取した茸汁をお鍋一杯作り、茸汁と竹で作ったコッブにビールを注ぎ"乾杯"これまた最高であった。
翌朝いよいよ出炭、『灰になってしまったかな一』不安が込み上げてきた恐る々蓋を開けてみた『オー出来てる』取り出しながら皆大喜ぴで初めてにしては大成功であった。
都心の度真ん中にある駒場野公園で雑木林から伐採した木を公園内で炭焼きをし、炭の新しい利用として公園内の池の浄化など、今迄に無いサイクルが考えられる大変有意義なことであった。


     

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