本部町のシンボル

◇町の木/フク木
Fukugi
丸い肉厚の葉がユーモラスなフクギは古くから町民に親しまれ、植栽されていました。 海からの強い風を遮る防潮防風林、用材染料材としても利用され、どんな環境でも常緑を保つ、亜熱帯的樹木です。

◇町の花/ラン
Run
気高く咲き誇るランは、その美しい色や形で人々を魅了する花。次から次ぎへと新品種が生まれるのも魅力の一つです。沖縄国際洋蘭博覧会などの行事もあり、町のイメージ の花として定着しています。

◇町花木/サクラ
Sakura
全国のどこより早く花が咲くことで有名の八重岳のサクラ。山の麓から頂上までの斜面をピンクに色に埋め尽くし、観光客や沖縄中から集まった花見客でにぎわいます。青空 のもと、緑に囲まれてみるピンク色のサクラは沖縄ならでは。

◇町の鳥/リュウキュウコノハズク(方言名;マヤーチチク)
Bard
マヤーチチク又は、チチクと呼ばれ、本部の森や林の中にいるリュウキュウコノハズクと呼ばれるフクロウの仲間。この仲間は病弱な小動物を補食することで、他の動物への病気の感染を防ぎ、健康な自然環境を作るという役目を果たしていますが、最近めっき り数が減り、町の鳥として保護しようと環境づくりの声が高まっています。

◇町の魚/カツオ
Fish
漁業が盛んに行われている本部町。その中でも沖縄本島唯一のカツオ漁の町として発展してきました。カツオ漁は町にはなくてはならないもので、生活に密着した物でした。 でも最近では、カツオ漁の不振で存続を危ぶむ声さえ聞かれ、町の魚として認識を深め、気運を高めています。

◇町の蝶/コノハチョウ・フタオチョウ
Konoha Futao
羽をたたむと枯れ葉に似ていることから、この名が付いた凝態するチョウとして有名なコノハチョウは1968年に県の天然記念物に指定されています。フタオチョウは後翅に尾状の突起が2対あり、名前はそこに由来しています。日本では本島北部のみに分布し、沖縄産固有亜種であることの理由で、コノハチョウ同様、県の天然記念物に指定されてい ます。